創作「ペンキ」 春が嫌いな話とその対策と

創作「ペンキ」 春が嫌いな話とその対策と

ペンキ

鼻がつぶれそうな匂いがした

ペンキだ

パステルカラーの「春」という名のペンキの匂いだ

あまりの匂いにそれが雨だとも気づかず、私は布団にくるまって鼻をつまんだ

雨が春を連れてきた

ペンキの入ったバケツをひっくり返すみたいに、世界があたたかな季節に押しつぶされていく

陰鬱をはらんだ冬は、さながら赤い苺を握り締めたあとのように

つぶれて、残りかすと、どろどろの感情に分かれてしまった

パステルカラーの海に溺れる

搾り出された感情に溺れる

 

翌朝、私は冬の残りかすを探した

どこにもなかった

世界中が一夜で塗り替えられてしまった

昨日までの世界と今日の世界は、こんなにも違うというのに

私だけが昨日の世界に後ろ髪を引かれている

昨日までの世界と今日の世界は、こんなにも違うというのに

今日のペンキの中を優雅に泳ぐ人々

 

私は

パステルカラーの海に溺れる

搾り出された感情に溺れ続ける

 

 

春って体調を崩しがち

数日前、あまりにも突然春らしい天気になったので、なんだかすごく「嫌だなあ」と思って書きました。

春もふきのとうとか旬の野菜や果物とか、おいしいものはたくさんあるしそこまで嫌わないほうがいいのかもしれないとは思っているけれども。こんなに急に暖かくなると、体調を崩さないほうがおかしいまであるし嫌ですよね。

昔から春という季節が嫌いでした。クラス替えもない田舎だったのに、小学生時代から憂鬱でならなかった。

暖かくなると気が緩むというか、他のことを考える余裕ができるというか、そういった理由で気持ちが落ち込んだりするのかなとも考えています。

 

憂鬱な春を乗り切る

調べてみると「リラックス」が大事みたいです。

  • ゆっくりと眠る
  • ゆっくり湯船に浸かる
  • 栄養バランスを意識した食事

これらを意識しすぎない程度にのんびりと行っていくと、春の憂鬱対策になるようです。

 

 

最後に

今回の詩は私と同じように、春という季節が苦手な人へ書きました。

たまにこうやって創作物を吐き出したりします。

 

 

おわり